前回のあらすじ
初600kmブルベに参加したけど、すごい雨&メカトラ
心が折れそうになりながら走り続け、やっと雨があがった
前回のリンク: part 1
PC2から通過チェック
雨はやむが体は冷えたまま味噌汁を購入して体をあたためる
400kmブルベのときに気づいたけど、味噌汁は塩分とれるし体温まるし寒いライドの時に最適
チャットを確認するとTさんとはすでに1時間近い差がついていた
補給を済ましてすぐに出発、とりあえず仮眠時間を作りたい
走り出すといよいよ青空も見えてくる
晴れただけでこんなに嬉しいのは初めてだった
途中、garminが水没して起動しなくなった人と合流
しばらく着いて行っていいですかと言われたので、いいですよと答え一緒に走る
雨だとそういうこともあるのか
うちのetrexは始めにへそを曲げたけどその後、調子がいいので助かる
焼津へ抜けるあたりは登りもあり、なかなかハード
このあたりは景色がいいのが救い
ソロライド再会
アップダウンを抜けたところでトイレ休憩
知らないおじさんに
「今日は晴れてるからよかったね」
と言われるので
「それが熱海のあたりからしばらく雨だったんですよ」
と伝えると、驚いていた。(なかなかのイキリっぷりである)
ここでも頑張ってなと言われる
だいぶん元気でてきた。
通過チェック前20kmくらいでペースが同じくらいの人がいたので後ろにつかせてもらった
話してみると、自分と同じで600km初挑戦とのこと
ずっとひいてもらうのも悪いので、途中で代わりましょうかと申し出てみるが
「大丈夫ですよ。遅かったですか？」
と逆に気を使われてしまった、そんなことはないです、助かってますと伝えて通過チェックまで引いてもらってしまった
通過チェックからPC3(折り返し)
引いてくれた人には「ありがとうございました」と 改めてお礼を言ってお別れ通過チェックも休憩そこそこでスタートしたが、ここから強烈な向かい風が始まる
20km/hでればいいという状態、50kmほどのはずなのに途方もなく遠く感じる
だいぶん日もくれてきた
夕暮れ時の風車が綺麗だった
夕暮れ時もすぎて真っ暗になると景色も見えないので、たんたんと漕ぐ
しかし向かい風はきびしく疲れて休憩
ミニストップのフライドポテトがうまい
ライド再開
後ろに人がついてきたので気合いをいれてひいてみるが
しばらくすると消えてた、なかなかのホラー
そろそろ折り返した人とすれ違うころかなと思ったが2、3人としかすれ違わない
おもったより少ない、もうみんなホテルに入ったんだろうかと不安になった
そうこうしてると関所発見
人がいない、やっぱり遅めだったかなと思った
疲れたので、たまごスープを買ってしばし休憩
貯金は2時間しかなかった
PC3からホテル
ホテルを360km地点にとっているので、そこまで頑張る来る時向かい風だった風が味方になってくれるためペースをあげていく
途中のコンビニの旗の写真をとってみたけど、すごいはためいてる
行きはこれが猛威をふるってた
せめて3時間はホテルで休憩したい
しかし、しばらく漕ぐと追い風とはいえ、ひどい雨天ライドや向かい風の洗礼で疲労していて速度がでなくなってくる
夜は寒くて、相変わらず止まると体が震える
途中、すごい勢いで走っていく3人くらいの参加者がきたので乗せてもらって距離を稼いだ
なんとか食らいついていたのだけど、力尽きてちぎれてしまってからはまた一人
ホテルを350km地点だと勘違いしていることに気付いた時に、まだ10kmあるとわかり心が折れそうになる
とにかく、ホテルで休まないと後半もたないので気合いでホテルに到着
だいたい1時３０過ぎだったと思う
ルートインに泊まったけど部屋まで自転車を持ち込んでもいいのが嬉しかった
Tさんは次の日は5時半出発予定らしい、自分もそれにあわせることにした
ホテルまで頑張ったので思ったよりは休憩時間を捻出できた
とはいえ、余裕はない
大浴場にいって、湯船に浸かりたかったが諦める
部屋に入ると即シャワーを浴びて体を温める
思えば、この日は１日中身体が冷えてた、手足が生き返る気分だった
ついでにジャージ類も一緒に浴槽に入れて足踏み洗い
体はフェイスタオルで拭いてバスタオルはジャージを挟んで脱水に使う
次の日の準備をしてすぐに寝る体制にはいったがなかなか寝付けず、結局1時間程度の睡眠になった
朝少し早めに目が覚めてしまったので、生乾きのジャージ類と一日中びしょ濡れだった靴下と靴にドライヤーをかけて乾かす
着ているものが乾いているだけでもだいぶん気持ちが楽になるとどこかで読んでたので、できる限り乾かした
トイレもしっかり済まして準備が終わったのは5時半ちょっと過ぎ
結局2日目もTさんに少し遅れて出発になった
残り240km、2日目が始まった
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