2019BRM427 東京600 するっと浜名湖鰻 part1

GWのはじめに初のSRを目指して、初の600kmに挑んで来た

スタートまで

前日までブルベ当日は雨予報だった
当日は案の定雨、静岡あたりではれるだろうと楽観視して出走することを決めた
家を出た時点でなかなかの雨
ウィンドブレーカーで耐えられるだろうと思って、出発する
これが判断ミスでウィンドブレーカーではすぐに濡れてしまって、慌ててセブンイレブンでコンビニカッパを購入した
体が濡れて冷えてしまったせいで強烈な尿意で精神力ダウン
なんとかスタート地点の公園のトイレに駆け込んでことなきを得るが
到着時にはすでに凍えていた
到着して受付をすませた、携帯もぬれてたので写真がぼやけてる
この後Tさんと合流
今は雨はすごいが、熱海超えたくらいで雨はあがるだろうと話しをしていた
他の参加者はみんなしっかりとした雨対策、コンビニカッパは私一人に見えた

スタートからPC1

ブリーフィングが終わって車検がすぐに始まるのだが、トイレに行きたくなり急いでいく
戻ってくると車検がはじまっており、ブルベカードに記載されているアルファベットがAの人から優先で行われていた
慌ててブルベカード確認したらAだった
Aです!と急いで申告して車検してもらい、走り出そうとするが、etrexに地図が表示されない
この時点で相当焦って動揺しまくりだった
これではいかんと地面にどかっと座り深呼吸してから、電池を抜きSDカードを挿し直したらetrexが復帰
結果的に、この間のおかげでかなり落ち着いて走り出せた
この時点でTさんとは逸れる もともとずっと一緒にはしる約束があったわけでもないので諦める

しばらくするとサイコンが不調で、速度が正確に出ない
信号停止でセンサー位置を調整してなんとか復帰

そして、10kmも走らないうちに雨で体冷えてトイレにいきたくなりコンビニへ
この後ずっとこれに悩まされる

次に、ギアがアウターに入らないことに気づくがしばらくそのまま走る
ちょうどトイレに行きたくなったので休憩&ギアを調整してみるが直らず
諦めて走り出す
しばらくすると後ろから来た人に
「寝坊組ですか??」
と聞かれた、どうやら寝坊組においつかれたらしい
このときトイレやらギア調整やらで止まったため平均速度が15.5km/hしか出ていなかった
このままだと仮眠の時間がないどころか、PC1でタイムオーバーの危機
少し頑張って漕ぐがアウターがないので辛い、ケイデンス100くらいで回してなんとかPC1へ着いた

PC1から通過チェック

PC1につくころには雨がだいぶんおさまっていた
到着と同時にTさんと再会、もう出発するらしく軽く会話して解散
とりあえず、レシートを取得
ここでカッパはもういいだろうと思い、かさばるので捨てる
自転車を裏返してギア調整、1発でカチッと調整がきまる奇跡
頑張ったからか貯金は1時間くらいまで回復
時間が惜しいのでスタート

しばらくは曇りではあるが雨はふってなかった
風もわりと追い風基調で走りやすい
ただし体が濡れたせいか寒い
相変わらず20kmくらいでトイレ休憩が入る

他の参加者の人と一緒に走る。自分が前だった
「メカトラで心折れ気味なんで遅かったらぬいてください」
と伝える
小田原あたりで少し降り出し、これからブルーラインに入るってところで怪しくなってくる
朝のトラウマから即座にコンビニに入りカッパを再度購入して着込む

ブルーラインはいつも向かい風なこと、車が多いことなどがあり苦手、いつもいっしょに走る同僚と顔面ブルーライン呼んでいる
海沿いで景色はいいんだが、この日は雨だったためそこまでだった
幸い向かい風ではなかったように思う

熱海に抜けた時には少し雨脚も弱まった
ここからこのコース一番の登りである熱海峠がはじまる
熱海峠へのトンネルはなかなかいい(雨だけど)
ウェルカム激坂を超え熱海の景色を見ながら登る

初めてきたが、雰囲気が落ち着いていていい峠だった

他の参加者ときついですね、とか雨大変でしたねなんていいながら登る
峠はみんなきついので、仲間意識が芽生えてみんな饒舌になるから楽しい
知らないおばあちゃんに挨拶したら、頑張ってねと言われる、少し嬉しかった

登りきると頂上はモヤがかかっていた
伊豆スカイラインへの道ってこんなとこにあるんだね
ダウンヒルしていると雨が強くなる
カッパを着ているとはいえ、雨のダウンヒルは体が冷える

瀕死の体になりながらなんとか通過チェックのコンビニにたどりついた


通過チェックからPC2

チャットアプリを確認するとTさんは30分前に到着し出発していた
差がひろがっている、あれだけトイレによれば当然か
急ぎたいが体冷えているのでまず暖かいものを食べることにして
インスタントの豚汁を購入、味噌汁は塩分補給にもなっていい
イートインスペースで食べていると他の参加者に
「いつもそれ(コンビニカッパ)で走っているの?」
と聞かれたので、600km初でちゃんとした雨天装備もないので今回だけの代用ですと応える
なんともいえない顔をされて、特に何も言われず会話終了
呆れられたのかもしれない;
食べたら、再出発
依然雨はやまず。

三島を抜け、長距離平坦区間に入る。
景色の変化もすくなく単調なコース、しかも雨
中学の時、周りが親に送ってもらうなか自分はどんなに土砂降りだろうと風が強かろうと自転車通学していたが、感覚にてるなぁとか
滝行ってこんな感じなのかなとか思いながら、とにかく漕ぐ
相変わらず雨で体が冷えトイレに行きたくなるので15km - 20kmごとにコンビニによっている
休憩がおおいと時間の貯金が増えないので、途中仮眠が必要な600kmだと致命的
DNFも頭によぎるがなんとか耐える
この辺りでは、止まるとすぐに体が冷えて震えるので、走っている方が楽なくらいだった
防水靴下を履いていたのだが、もはや防水が機能しておらず、中に水が
浸水してしまうと、防水・防風効果が邪魔して一向に乾かない上に逆に水を溜め込んで不快だった
この靴下のチョイスは失敗だったかもしれない、結局この日は足から体が冷えっぱなしだった

途中雷もなっていて、ひどい天気だった

156kmくらいで道が複雑になることを事前にキューシートで見ていたので、そこだけが不安だったが、ちょうどそのくらいの距離で他の参加者と一緒になる
一言断りをいれて、後ろにつかせてもらった
スマル亭あたりのコースは初見だと絶対わからなかったと思うのでとても助かった

静岡市に入ったあたりで遠くに青空が見え始めてきた
PC2に着く頃には雨が止んでいた

part2へ続く