オダックス埼玉さんのBRM420アタック老越路(おいのこじ)に行って来た。
別のブルベで一緒に走った人から400kmでるなら埼玉あたりが信号峠がなく、睡眠時間も確保できるからいいと聞いての決断。
400kmは初挑戦なので、ブルベの先輩方の意見を素直に聞いた形。
コースは、
埼玉の入間 => 榛名山をまわり => 老越路峠を越え => 宇都宮を経由 => 入間に戻る
というコース
この日は快晴。
ちゃんとトイレもあったので、いつも通り何回かピットインしてお腹の調子を整える。
8時スタートで、7時から受付を済ましブルベカードをゲット。
予定より遅れて7:40ごろにブリーフィング開始。
写真チェックの老越路峠の看板が少しわかりにくいらしい。
撮り忘れたら、道路標識でもなんでも撮ってちゃんと通ったことを力説してくれとのこと。
その後、車検があり、スタート。
しばらくは団子状態で抜くのも大変なので、車の邪魔にならにように集団と距離をとって走行。
そのうち集団が別れ始めたので目の前の列を抜くが、先頭集団においつけず単独走行。
単独は疲れるので避けたいなと思っていると、 オルトレに乗った人が横を抜いて行った。
それに便乗して、後ろにつかせてもらう。
信号で止まった時に、すみません後ろにつかせてくださいと断りをいれる。
niboshi「400km初めてなんですよー」
オルトレさん「今期3回目の400kmだけど、夜すごい寒いよ」
なんて話をしてるとPC1 に到着
ガリガリ君で有名な赤城乳業なんかもこの区間だったけど、写真とる余裕がなかった。
PC1到着した時に、お礼をいい、お気をつけてと伝える。
その後、適当に買い物をして、ささっと一人スタート。
この辺りはまだまだ桜も咲いていて綺麗だった。
そうこうしているとPC2へ到着。
思った以上に山岳コース
しかも、群馬名物の空っ風は向かい風
群馬の榛名山へ向けて進む。
この辺りも景色が良い
東京のほうではなかなか見ない岩山。写真にはとれてないが川の流れもなかなか綺麗。
しかし、この辺りから喉の調子がおかしくなり
息を思いっきり吸うと咳がでるようになる。
アップダウンのきついこの区間では呼吸も荒くなるためかなりきつい。
パワーを出していないのに心拍数もあがる。
正直ここでDNFも考えた。
しかし、峠をこえればこのブルベの山岳部分は終わるので、とりあえず150kmを目標,170kmを目標という風に少しずつ気持ちを切り替えて進む。
老越路峠まで残り50kmくらいで猛烈な速度で後ろから迫る人が
後ろから来た人「明るいうちに老越路峠ぬけたいですね」
niboshi「わかります。俺も明るいうちに抜けたいと思って走ってます」
後ろから来た「ですよねぇ、まぁあと2時間くらいでつくかな」
50kmを2時間、山岳コースなのにすごい速くないか?と思っていたら、加速された。
抜かれたときに気づいたけど、背中に「うしろついていいですよ」の張り紙。
ただ後ろにつく隙もなく消えて行った。
あれ、後ろにつくと猛烈な速度で踏まされるんじゃないだろうか;
自分の方は呼吸がくるしいこともあり、ペースは落ち、ところどころ足をつきながら進む。
なんとか耐えつつ老越路峠に到着。
鼻毛石って地名の由来がすごい気になる。
ダムがあり、人里離れた山の中ということもあり静かで雰囲気がよく景色も綺麗。
老越路峠自体は峠というよりアップダウンを繰り返す道という印象。
峠はいまか、いまかとビビっていたら、終わっていた。
写真チェックの看板をしっかり撮ってくだる。
PC2からPC3への区間は長く130kmある。
喉もあいかわらず辛いので、くだって少し行ったところのローソンによる
ここで、のど飴調達。
気休め程度に舐めながら再出発。
この辺りで、オダックス埼玉ジャージの人と一緒に走る
PC1の時とは違い、自分が引く。
途中ミスコースしそうになり、埼玉ジャージの人に呼び止められ未然に回避。
助け合い大事。
途中ドリンクが切れたため、埼玉ジャージの人とはお別れ。
別れ際にありがとうと言われたけど、こちらこそ心強かった。
このあたりで、日が落ちてさむくなる。
PC3到着。
春とはいえオルトレさんの行っていた通り夜は寒かった。
ここで、サドルバックに入れていた
・冬用インナー
・冬用グローブ
・ウィンドブレーカー
を着込む。
ごそごそしていると、ここでまさかのオルトレさんと再会。
PC1でお昼ご飯をたべて、結構休憩していたら出遅れたといっていた。
出遅れたのに、もう追いつかれるとは、やっぱりオルトレさんは速い。
オルトレさんに引いてもらったという方も一緒に来ており話を聞くと、その人も400kmは初とのこと。
お互い頑張りましょうと話した。
このPCでは、ホットの緑茶と肉まんを購入して体をあっためる。
再出発直後に、オルトレさんと400km初挑戦さんに
「テールライトついてないぞー!!」
と声をかけられ慌てて点灯。
なんだかんだで疲れているなと思い、気を引き締め直す。
この後、オルトレさんと初挑戦さんは二人でご飯を食べにいくとのことだったのでお別れ。
もくもくと漕ぐが速度はでず。
この辺で、のど飴が効いて来たのか、緑茶がよかったのか少し喉の調子も改善していた。
しかし、新たな問題、眠気が出て来た。
PC4到着
イートインスペースで少しだけ仮眠をとろうかと思っていると、オルトレさんたち到着。
ご飯食べて私より多く休憩しているのに追いつかれたってことは、やっぱり速い。
自分の速度が遅くなっていたのもありそうではある。
このあたりでは時速20kmくらいしか速度を出せずにいた。
結局寝ようとしても眠れず仮眠をあきらめ再出発。
うどんと緑茶のおかげで速度がいくぶん回復、25 - 30km/h出せるようになった。サイクルボトルにホット緑茶を入れたのがよかったのかもしれない。
カフェインが効いたか。
眠気は運動強度をあげることで抑え込んだ。
豚汁を食べながら、少し長く休もうか悩んでいるとオルトレさん到着。
オルトレさん曰く、調子がでてきたときはそのまま行ってしまって走りきった方がいいだろうとのことなので、出発。
ボトルにはホット緑茶を新しく入れた。
疲れもピークなこともあり、ここからはミスコースを連発。
オルトレさんに途中で追いつかれたが、自分はバテバテなので先に行っちゃってくださいと伝える。
タイムは20時間18分
念願の400kmメダルもゲット。
最後の20kmくらいからが地獄のように長く感じた。
これで無事400初挑戦が終わった。
このコース前半の山岳コースをいかに消耗せずにパスするかが鍵のように思えた。
後半は平地と下り基調なので、体力が残って入れば時間のリカバリは効きそう。
あと、喉の調子が悪かったのは、乾燥だと思われる。
ドリンクをよく口に含むようにしてから徐々に回復していた。
花粉症で鼻炎になるので対策として鼻マスクをつけているんだけど、息苦しいのでどうしても口呼吸になるのもよくなさそう。
辛いところ。
SRまで残りは600だけなので、できればやり遂げたい。
あと、自分はブルベになるとどうしてもタイムリミットが気になって先を急ぎすぎてしまう。
もう少しブルベに慣れたら、寄り道や上手に仮眠、余裕のあるペース配分をしてブルベを隅々まで楽しめるように工夫することを考えたい。
せっかくスタッフの人が考えてくれたルート、十二分に楽しめた方がいいだろう。
400kmはきついから、しばらくは遠慮したいな。
別のブルベで一緒に走った人から400kmでるなら埼玉あたりが信号峠がなく、睡眠時間も確保できるからいいと聞いての決断。
400kmは初挑戦なので、ブルベの先輩方の意見を素直に聞いた形。
コースは、
埼玉の入間 => 榛名山をまわり => 老越路峠を越え => 宇都宮を経由 => 入間に戻る
というコース
スタート地点
入間の豊水橋の高架下。この日は快晴。
ちゃんとトイレもあったので、いつも通り何回かピットインしてお腹の調子を整える。
8時スタートで、7時から受付を済ましブルベカードをゲット。
予定より遅れて7:40ごろにブリーフィング開始。
写真チェックの老越路峠の看板が少しわかりにくいらしい。
撮り忘れたら、道路標識でもなんでも撮ってちゃんと通ったことを力説してくれとのこと。
その後、車検があり、スタート。
しばらくは団子状態で抜くのも大変なので、車の邪魔にならにように集団と距離をとって走行。
そのうち集団が別れ始めたので目の前の列を抜くが、先頭集団においつけず単独走行。
単独は疲れるので避けたいなと思っていると、 オルトレに乗った人が横を抜いて行った。
それに便乗して、後ろにつかせてもらう。
信号で止まった時に、すみません後ろにつかせてくださいと断りをいれる。
niboshi「400km初めてなんですよー」
オルトレさん「今期3回目の400kmだけど、夜すごい寒いよ」
なんて話をしてるとPC1 に到着
PC1
オルトレさんは軽快に飛ばしていて、速かったため自分の出番はなくずっとひいてもらった。ガリガリ君で有名な赤城乳業なんかもこの区間だったけど、写真とる余裕がなかった。
PC1到着した時に、お礼をいい、お気をつけてと伝える。
その後、適当に買い物をして、ささっと一人スタート。
この辺りはまだまだ桜も咲いていて綺麗だった。
そうこうしているとPC2へ到着。
PC2
ここでも補給をそこそこに出発。思った以上に山岳コース
しかも、群馬名物の空っ風は向かい風
群馬の榛名山へ向けて進む。
この辺りも景色が良い
東京のほうではなかなか見ない岩山。写真にはとれてないが川の流れもなかなか綺麗。
しかし、この辺りから喉の調子がおかしくなり
息を思いっきり吸うと咳がでるようになる。
アップダウンのきついこの区間では呼吸も荒くなるためかなりきつい。
パワーを出していないのに心拍数もあがる。
正直ここでDNFも考えた。
しかし、峠をこえればこのブルベの山岳部分は終わるので、とりあえず150kmを目標,170kmを目標という風に少しずつ気持ちを切り替えて進む。
老越路峠まで残り50kmくらいで猛烈な速度で後ろから迫る人が
後ろから来た人「明るいうちに老越路峠ぬけたいですね」
niboshi「わかります。俺も明るいうちに抜けたいと思って走ってます」
後ろから来た「ですよねぇ、まぁあと2時間くらいでつくかな」
50kmを2時間、山岳コースなのにすごい速くないか?と思っていたら、加速された。
抜かれたときに気づいたけど、背中に「うしろついていいですよ」の張り紙。
ただ後ろにつく隙もなく消えて行った。
あれ、後ろにつくと猛烈な速度で踏まされるんじゃないだろうか;
自分の方は呼吸がくるしいこともあり、ペースは落ち、ところどころ足をつきながら進む。
なんとか耐えつつ老越路峠に到着。
写真チェックポイント周辺
変な名前の地名は気分転換になった。鼻毛石って地名の由来がすごい気になる。
ダムがあり、人里離れた山の中ということもあり静かで雰囲気がよく景色も綺麗。
峠はいまか、いまかとビビっていたら、終わっていた。
写真チェックの看板をしっかり撮ってくだる。
PC2からPC3への区間は長く130kmある。
喉もあいかわらず辛いので、くだって少し行ったところのローソンによる
ここで、のど飴調達。
気休め程度に舐めながら再出発。
この辺りで、オダックス埼玉ジャージの人と一緒に走る
PC1の時とは違い、自分が引く。
途中ミスコースしそうになり、埼玉ジャージの人に呼び止められ未然に回避。
助け合い大事。
途中ドリンクが切れたため、埼玉ジャージの人とはお別れ。
別れ際にありがとうと言われたけど、こちらこそ心強かった。
このあたりで、日が落ちてさむくなる。
PC3到着。
PC3
(この辺りでもう真っ暗だったので、以降写真は無し)春とはいえオルトレさんの行っていた通り夜は寒かった。
ここで、サドルバックに入れていた
・冬用インナー
・冬用グローブ
・ウィンドブレーカー
を着込む。
ごそごそしていると、ここでまさかのオルトレさんと再会。
PC1でお昼ご飯をたべて、結構休憩していたら出遅れたといっていた。
出遅れたのに、もう追いつかれるとは、やっぱりオルトレさんは速い。
オルトレさんに引いてもらったという方も一緒に来ており話を聞くと、その人も400kmは初とのこと。
お互い頑張りましょうと話した。
このPCでは、ホットの緑茶と肉まんを購入して体をあっためる。
再出発直後に、オルトレさんと400km初挑戦さんに
「テールライトついてないぞー!!」
と声をかけられ慌てて点灯。
なんだかんだで疲れているなと思い、気を引き締め直す。
この後、オルトレさんと初挑戦さんは二人でご飯を食べにいくとのことだったのでお別れ。
もくもくと漕ぐが速度はでず。
この辺で、のど飴が効いて来たのか、緑茶がよかったのか少し喉の調子も改善していた。
しかし、新たな問題、眠気が出て来た。
PC4到着
PC4
食べ物を食べるのがしんどくなって来ていた。経験上、食べ物が食べられなくなる原因は体の冷えなことが多く、暖かいものを入れると回復すると知っていたのでうどんとホット緑茶を購入。イートインスペースで少しだけ仮眠をとろうかと思っていると、オルトレさんたち到着。
ご飯食べて私より多く休憩しているのに追いつかれたってことは、やっぱり速い。
自分の速度が遅くなっていたのもありそうではある。
このあたりでは時速20kmくらいしか速度を出せずにいた。
結局寝ようとしても眠れず仮眠をあきらめ再出発。
うどんと緑茶のおかげで速度がいくぶん回復、25 - 30km/h出せるようになった。サイクルボトルにホット緑茶を入れたのがよかったのかもしれない。
カフェインが効いたか。
眠気は運動強度をあげることで抑え込んだ。
PC5
疲労で、もはやゾンビ状態。豚汁を食べながら、少し長く休もうか悩んでいるとオルトレさん到着。
オルトレさん曰く、調子がでてきたときはそのまま行ってしまって走りきった方がいいだろうとのことなので、出発。
ボトルにはホット緑茶を新しく入れた。
疲れもピークなこともあり、ここからはミスコースを連発。
オルトレさんに途中で追いつかれたが、自分はバテバテなので先に行っちゃってくださいと伝える。
そしてゴールへ
コースミスしてはもどりを繰り返し8kmくらい余分に走った後ゴール。タイムは20時間18分
念願の400kmメダルもゲット。
最後の20kmくらいからが地獄のように長く感じた。
これで無事400初挑戦が終わった。
このコース前半の山岳コースをいかに消耗せずにパスするかが鍵のように思えた。
後半は平地と下り基調なので、体力が残って入れば時間のリカバリは効きそう。
あと、喉の調子が悪かったのは、乾燥だと思われる。
ドリンクをよく口に含むようにしてから徐々に回復していた。
花粉症で鼻炎になるので対策として鼻マスクをつけているんだけど、息苦しいのでどうしても口呼吸になるのもよくなさそう。
辛いところ。
走り終えて
今回400を終えて、200,300,400と今年走り終えたことになる。SRまで残りは600だけなので、できればやり遂げたい。
あと、自分はブルベになるとどうしてもタイムリミットが気になって先を急ぎすぎてしまう。
もう少しブルベに慣れたら、寄り道や上手に仮眠、余裕のあるペース配分をしてブルベを隅々まで楽しめるように工夫することを考えたい。
せっかくスタッフの人が考えてくれたルート、十二分に楽しめた方がいいだろう。
400kmはきついから、しばらくは遠慮したいな。