TABIRIN MAPを見て奥武蔵グリーンラインへ 後編

前回の続き

takさんと別れてから、一人でライド再開
正直狩場坂くらいですでに16時近く走り切るか迷いつつ再開。

無言のライド、音もなく、聞こえるのは車輪の音と自分の呼吸の音くらい。


今回のライドの最高高度の大野峠に到着。
ここは特に見所もないので先を急ぐ。
暗闇のダウンヒルは避けたい。

見ての通り、ずっと自然豊かな林道。
次の目的地は堂平山の展望台。
まだ行ったことがなかったので、今回絶対に行きたいと思っていたスポット。
堂平山は白石峠の終点からさらに登った場所
そして、到着!
白石峠の終点からだと、登り始めこそ斜度があるけど、すぐに緩んでここまでで消耗した足でも登れないほどでもない感じ。
サイクルラックがちゃんとある辺り、さすが埼玉。


噂通りの絶景!大パノラマ!360度絶景!
よ!彩の国!!
ダサイタマとか行ってる奴らは全員自転車に乗せて、ここに登らせてやればいい。
見たままの感動を撮れる撮影力が欲しい。

ここにもトイレがあるのでお借りした。自販機もあったけど、電気が入ってなかった。
管理所がすぐそばにあったので、お願いしたら買えたかもしれない。
絶景堪能もそこそこに先を急ぐ。

定峰峠に到着。
ここにもトイレがあるけど、この時は借りなかった。
ドリンクがつきかけていたので、自動販売機で補充。
奥武蔵GLは補給ポイントがないように見えて、ドリンクと茶屋は意外とある
(休日限定かもしれない)
本当なら、ここで離脱するつもりだったけど、時間をみたら思ったより当初の予定通りの時刻で進めている。
ということでライド続行。
次の目的地は、秩父高原牧場。
去年、天空のポピーを見に行った時は渋滞がひどく景色をあまり楽しめなかったので、今回リベンジしようと思っていた場所。

道中の景色はいいが道もなかなか荒れている。
近づいてきた。


日が暮れて来てちょっとやばいかなと感じつつ進む

到着!牛がいた。
本来なら、ここでソフトクリームでも食べるべきなんだけど、さむい。
ここもトイレがあるので借りた
景色は最高。
周りがひらけていて、景色が抜群にいい。
しかし日もくれてきているので、そこそこで先へ進む。
もう登りは終わっただろうと思い楽勝気分で進むも18%の登りの洗礼を受けたりしていると長瀞までのこり13km
もう一踏ん張り感がでてきたところで

なんかすごい数の太陽電池に遭遇。
上からみるとナウシカのオームみたいで、ちょっと面白い。
この辺りはもう日暮れ感がすごく、夕日が秩父の街を照らす光景を横目にダウンヒル。
写真をとってみたものの、実際の景色はこの100倍綺麗だった。
たぶん、時間的に暗闇のダウンヒルに片足突っ込んだこの時間にここを通ることは二度とないと思う。
頑張ったご褒美として最高のものをもらった気分だった。
そして下り切って人里へ。安心感がすげぇ。
TABIRIN MAPのゴールの長瀞に到着。
長瀞は気になっていたけど、なかなか来れなかったので到着できてよかった。
TABIRIN MAPだとここで長瀞駅から輪行になっているが、自走すべく荒川CRを目指す。
このあと、事前に帰りのルートを引いた時に金尾峠をなぜか追加していて、さらにひと登り。
いけると思ったけど、やめときゃよかった、こんな峠いれるの、、、

その後、真っ暗で何も見えない、どこ走ってんだかわかんないサイクリングロードを人がいたら危ないので徐行で走り続けた。
結局人なんてほぼいなくて、いたのは猫くらいだったけど。
(23時過ぎにブランコに乗ってる女性とか、フードかぶった怪しい男とかが河川敷にいたりしたけど、あの人たち何があったんだ)
110km景色も見えないところを走り続けるのは拷問級につらかった、、、

もう荒サイは帰りのルートに使わないようにしたい。

結局、家についたのは深夜1時半
距離      :243km
獲得標高: 2457m
でライド終了。

まとめ
奥武蔵GLを走る時は、往復輪行がおすすめ。
ゆっくり景色を楽しめるのと、体力的に余裕ができるので楽しい思い出だけで走りきれると思う。
登りに自信がない人は、鎌北湖 - 狩場坂, 狩場坂(or白石峠) - 長瀞くらいに区切って別日で走ってみると余裕をもって楽しいライドになるんじゃないかと思います。